まるで外国のようなキッチンに!オープンシェルフでおしゃれなキッチンをつくってみませんか?
5 ベーシックなものをアップグレード
カウンターやシンクの上にキャビネットがない小さなキッチンだったら、オープンシェルフは必須アイテム。デザイナーのハドリー・ウィギンスはスパイスや古い料理本、シンプルな白いディナー用の食器などのコレクションをオープンシェルフに並べ、見せながら収納しています。スペースが限られているときはこのようなベーシックなものを並べると空間に重厚感が生まれます。
6 レールを加える
上にも下にもシェルフを設置するスペースがなくなってきたら、鍋やフライパンを吊るすレールを追加してみましょう。写真はケイ・スタンレーが所有している山小屋の事例。キャビネットの金具に合わせてシンプルな鉄のレールを設置しています。
7 窓の間に設置
幸運にもキッチンに窓がいくつかある人は、それぞれの窓の間に同じようにシェルフを付けてみましょう。同じシェルフが繰り返し目に入ってくる一体感が心地よく、収納スペースもたくさんできて実用的です。
8 白一色でまとめる
クラシカルなコテージのように仕上げたいなら白で統一してみるのもおすすめです。硬質な陶器製の美しいアンティークのシェルフは真っ白いキッチンに質感を加えてくれます。素朴なムードのカッティングボードをいくつか飾ると質感に変化が生まれ、空間にグラデーションが生まれます。
9 インダストリアルなルックに
木製のシェルフがキッチンの雰囲気に合わなくても心配は入りません。亜鉛メッキ鋼のシェルフを取り入れてみましょう。この素材は錆びないので業務用の調理スペースで好まれています。定期的にステンレスクリーナーでお手入れすればきれいに保てます。
10 ビストロ風キッチンに
ガラスと真鍮でつくられたビストロシェルフはすっきりとしたラインのキッチン、特にクラシカルなサブウェイタイルやダークなキャビネットとの相性が抜群です。エイジング加工を施した銅やお気に入りのアンティークの油絵をシェルフに飾り、使い込んだカッティングボードでカントリー調の魅力をプラスしてみましょう。フランスのビストロにいるような気分になれます。
11 美しく、かつ実用的に
どんなにスペースが広くても、キッチンの収納スペースは貴重です。だからこそオープンシェルフのディスプレイを計画するときは現実的に考えなければなりません。写真のキッチンでは普段使いの食器類は目の高さより少し下に、油絵やアンティークの水差しなどのデコレーションアイテムはいちばん上の棚に置いています。こうすれば美しく、ときに壊れやすいアンティークアイテムを守りつつ、スタイリッシュに演出することができます。