南砺福野高生考案、「福ふく味噌」完成 27日の「歳の大市」で販売
南砺福野高校農業環境科が考案したオリジナルみそ「福ふく味噌(みそ)」の今年の出荷分が12日、完成した。27日に富山県南砺市福野地域中心部で開かれる年末の風物詩「歳(とし)の大市」で販売する。 学校田で栽培した「富富富(ふふふ)」で作った米こうじなどを使い製造した。夏場の温度管理を工夫し発酵を抑制させるなどしたことで、色合いなどが昨年より良くなったという。 この日は3年生21人が4種類のラベルを容器に貼り付け、約540パックを準備した。1パック750グラム入りで800円。歳の大市のほか、校内で生徒や保護者向けにも販売する。榎快士(かいと)さんは「原材料から自分たちで作っていることを感じながら味わってほしい」と話した。