Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

「KING」と呼ばれた男…460億円集めたとされる「テキシアジャパン」元実質的経営者の裁判再開

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
メ〜テレ(名古屋テレビ)

高配当をうたう嘘の投資話による詐欺罪など問われる

 460億円もの金を集めたとされる投資会社「テキシアジャパン」で“KING”と名乗っていた男の裁判が1年3カ月ぶり再開されました。証人として出廷したのは、かつてともに資金集めをしていたという元社長でした。 「知らない人もいると思いますのでね、改めましてK、I、N、Gと書いてKINGでございます」(イベントで自己紹介する銅子被告 2017年10月)  自らを“KINGと名乗り、舞台の上で歓声を浴びる男。  投資会社「テキシアジャパン・ホールディングス」の元実質的経営者、銅子正人(どうこ・まさと)被告(43)です。  起訴状によりますと、銅子被告は2016年から2017年にかけ、岡山県内に住む男性ら8人に高配当をうたう嘘の投資話を持ちかけ、計1億円をだましとった詐欺などの罪に問われています。

初公判で認否を留保したまま裁判が停止

 銅子被告の初公判は2019年7月に開かれましたが、弁護士が「事案が複雑である」などとして起訴内容について認否を留保。  銅子被告の口から何が起きたのか語られることがないまま、裁判が停止していました。

再開した裁判 出資違法違反は認めるも詐欺は否認

「前回の初公判から約1年3カ月、銅子被告の裁判が再開され、傍聴のため多くの人が列を作っています」(記者 名古屋地裁 9月30日)  午前10時から始まった公判。裁判官から改めて認否を問われると… 「詐欺の罪についてはだますつもりはなかった」 「出資法違反については間違いない」(銅子被告)  より罪が重い詐欺罪については、起訴内容を否認しました。

誰が主導したのか…証人の元社長と対立する主張

 その後、銅子被告の共犯として逮捕され、すでに執行猶予がついた有罪判決を受けた「テキシア社」の元社長が法廷で証言しました。    「被告とはどのような話をされましたか」(検察側) 「『資金の運用は私がするので、原資を集めてくれ』と言われました」 「『日本の企業をいくつかオーナーとして持っている。もし失敗しても、資金を切り崩してどうにかできる』と」(元社長)  銅子被告から金を集めるよう指示されたとする元社長の証言を、淡々と落ち着いた様子で聞く銅子被告。そこに“KING”と呼ばれた当時の面影はありませんでした。  元社長によると、集金の方法などあらゆることを銅子被告の承認を得て進めていたといいます。  一方の弁護側は、集金などについては「元社長の指示に従っただけだ」などと主張。どちらが主導したのか、主張が真っ向から対立しました。

【関連記事】