第93回選抜高校野球 県岐阜商が知事訪問 /岐阜
<センバツ高校野球> 19日に開幕する第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に出場する県岐阜商の鍛治舎巧監督と高木翔斗主将らは15日、県庁に古田肇知事を訪ね、優勝に向けた意気込みを語った。 鍛治舎監督は22日第1試合に予定されている市和歌山(和歌山)との初戦に向け、「相手は150キロを超す大会ナンバーワン投手と聞くが、体感速度155キロで年中練習してきた。順調に仕上がっている」と強調。高木主将は、昨春のセンバツに選出されながら新型コロナウイルス感染拡大で大会が中止となったことを挙げ、「先輩の分までしっかり戦い、日本一を目指す」と語った。 古田知事は「2年分のエネルギーを爆発させてほしい」と激励。22日の初戦は岐阜市の柴橋正直市長とともに甲子園に行きたいとし、「まずは初戦に勝ち勢いをつけてほしい。観戦を楽しみにしている」と語った。 同校の古田憲司校長と小川信和野球部長も同行した。高木主将は古田知事に、帽子と出場記念ボール、野球部オリジナルのマスクを贈った。【黒詰拓也】