カンヌ国際映画祭開催記念!「Netflix」で観れる、歴代パルム・ドール受賞作4
2022年で75回目を迎える開催中のカンヌ国際映画祭。5月17日~28日(現地時間)までフランスのリゾート地、カンヌで開催される。 【写真】豪華絢爛!カンヌ国際映画祭の、レッドカーペットドレス歴代TOP115 そこで今回は、この映画祭の最高賞である、「パルム・ドール」(=金のナツメヤシ ※ナツメヤシはカンヌの市章)を受賞してきた数々の作品のなかから、Netflixで今すぐ観れる歴代パルム・ドール受賞作を4つご紹介!
『アデル、ブルーは熱い色』(2013)
フランスの人気コミックを原作に、ブルーの髪の美大生エマ(レア・セドゥ)と出会い、運命的な恋に落ちた女性アデル(アデル・エグザルコプロス)の情熱的な人生を、大胆な性描写とともに描いた。 この時のカンヌ映画祭では、審査委員長を務めたスティーブン・スピルバーグの粋な計らいにより、アブデラティフ・ケシシュ監督だけでなく、カンヌ史上初めて主演の2人にもパルム・ドールが贈られた。
『華氏911』(2004)
マイケル・ムーア監督がブッシュ政権を徹底批判し、社会現象にもなったメガヒット作で、ドキュメンタリーとしては48年ぶりにパルム・ドールを獲得するという快挙を達成。 9.11テロを軸に、ブッシュ政権とオサマ・ビン・ラディンにまつわる衝撃の事実が明らかになる。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000)
1960年代のアメリカの片田舎で、遺伝性の病により衰えていく視力と闘いながら、同じ病を患う息子ジーンの手術費用を稼ぐべく必死に働くシングルマザーのセルマ(ビョーク)。 唯一の楽しみは空想の世界でミュージカルを楽しむこと。そんな彼女に、過酷で壮絶な現実が待ち受ける……。 日本でも大ヒットした、鬼才ラース・フォン・トリアー監督による異色のミュージカル。
『タクシードライバー』(1976)
NYを走るタクシードライバーのトラヴィスの目をとおして、現代に潜む孤独や狂気、混乱を映し出した、マーティン・スコセッシ監督作。 世界に対する苛立ちを抑え切れないベトナム帰りのトラヴィスをロバート・デ・ニーロが熱演、若き娼婦アイリスを演じた少女時代のジョディ・フォスターがキュート!
From Harper's BAZAAR編集部