「重要な局面を迎えている」 去就注目のリバプールFWモハメド・サラー、新契約に向けて希望する条件とは?「正当な主張」
今季限りで現行契約が満了を迎えるリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、クラブに留まる場合は、3年契約を結びたいと考えているようだ。イギリスメディア『Football Insider』が、現地時間29日報じた。サラーの去就は不透明な状況であり、今後の動向に関心が集まっている。 【写真】リバプール、最新年俸ランキング 2017年夏にASローマからリバプールに移籍したサラー。加入以来、攻撃陣を牽引する活躍を見せ、多くのタイトル獲得に貢献してきた。32歳になった現在でも、その得点力は衰えを見せず、今シーズンも公式戦19試合の出場で、12ゴールと10アシストを記録している。そんなサラーは、24日に行われたプレミアリーグ第12節のサウサンプトン戦後、「もうすぐ12月になるが、まだクラブに残るオファーは受け取っていない。おそらく残留するより、退団の方が近いだろう」と打ち明け、契約延長オファーを現段階では受け取っていないこと明かしていた。 こうした状況の中、アストン・ビラとエバートンで最高経営責任者(CEO)を務め、現在はサッカーコンサルタント会社を経営しているキース・ワイネス氏は、同メディアに「おそらく双方とも何かを望んでいるだろうが、それは細かい点に関するものになるだろう。私が聞いたところによると、彼は3年契約で残留を望んでいるようだ。彼はオーナーたちに圧力をかけ、この交渉を成立させようとしているのかもしれない」と語っている。 続けて「これはビジネスであり、正当な主張だ。条件について、議論があったことは確かだ。結局は2年契約か3年契約かということになるかもしれないが、交渉は今、重要な局面を迎えている」と述べている。果たして、来季もサラーはリバプールでプレーすることになるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部