飛騨市で「防災リーダー」養成 避難所の開設や運営学ぶ
災害発生時に地域で活躍する「防災活動リーダー」を育成する講座が、飛騨市で開講されました。 「飛騨市防災リーダー育成講座」は全4回を受講すれば、防災士になるための試験が受けられるのが特徴で、これまでにおよそ160人の防災士が誕生しています。 ことしは医療関係者や小中学生、それに高校生ら55人が受講しました。 古川町公民館で開かれたシリーズ2回目の講座では、清流の国ぎふ防災・減災センターのコーディネーターで岐阜大学非常勤講師の防災士・岩井慶次さんと、同じく防災士の北平智久さんが講師を務め、参加者は避難所の開設と運営を学んだうえ、スクリーンを使って避難所運営のゲーム「HUG」を行いました。 このほか小学校の見取り図を使って避難所に住民を誘導したり、救援物資の置き場所を決めたりしたほか、避難者に分かりやすい情報提供の方法も学んでいました。 ※小学6年生 「お父さんのような防災士になれるよう頑張りたい」
※高校2年生 「いつ起こるか分からない災害時に少しでも貢献できるように頑張ります」