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ル・マン24時間:トヨタ7号車がポールポジション獲得。小林可夢偉、惜しくもレコード更新ならず

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motorsport.com 日本版

 第88回ル・マン24時間レースの予選、ハイパーポールセッションが行なわれた。LMP1クラスは、小林可夢偉がアタックを担当したトヨタ7号車(小林/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス組)が最速となり、ポールポジションを獲得した。  昨年までのル・マン24時間レースでは、フリー走行を兼ねた2時間のセッションを3回行ない、そのベストタイムでグリッドを決めていた。しかし今回から予選のフォーマットが一新された。  走行初日の木曜日にフリー走行を2セッション行なったのち、45分間の予選を実施。ここで各クラス上位6台がハイパーポールへと進出し、金曜日に30分間のハイパーポールで上位グリッドを争う。  ハイパーポールでは予選・決勝用に割り当てられたタイヤを自由に使用でき、24台のマシンがタイミングを図ってアタックを決める形だ。  LMP1クラスはエントリーが5台のため、全車が自動的にハイパーポールに進出。このハイパーポールでのアタックでグリッドが決定された。  トヨタTS050 HYBRIDの7号車は小林可夢偉、8号車は中嶋一貴がアタックを担当。セッションがスタートすると、トヨタの2台は早速コースインし、タイムを出しに行った。バイコレス4号車のトム・ディルマンもそれに続いた。  レベリオン勢は少しタイミングを遅らせてコースイン。レベリオン1号車はグスタボ・メネゼス、3号車はルイ・デレトラがアタックを担当した。  先にアタックした8号車の中嶋のタイムは、3分17秒424。7号車の小林は3分15秒920をマークしてそれを上回った。しかし、これをさらに上回ったのがレベリオン1号車のメネゼス。3分15秒822を叩き出し、タイムシートのトップに立った。  このタイムに手応えを感じたか、メネゼスは一旦ピットに帰還。しかし小林は2度目のアタックで意地のタイムアップ。3分15秒267を記録し、再び暫定トップに立った。  暫定3番手の8号車は一旦ピットに戻り、タイヤを交換。再びアタックに向かい、ポジションアップを狙った。中嶋は3分16秒090までタイムを上げたものの、3番手は変わらなかった。  そのまま予選が終わるかと思われたが、小林はさらにハイペースでアタック。セクター2までで0.6秒のタイムアップを見せ、2017年に自身が記録したコースレコード、3分14秒791を更新するかと思われた。しかし、アタック途中にトラックリミット違反があったと無線が入り、アタック中断。惜しくもレコード更新はならなかったが、貫禄の速さでトヨタ7号車にポールポジションをもたらした。  レベリオン3号車は4番手、バイコレス4号車は5番手となった。  LMP2クラスは、ユナイテッド・オートスポーツ22号車のアタックを担当したポール・ディ・レスタがセッション序盤に3分24秒528をマーク。そのまま首位を守りきり、クラストップとなった。  2番手はレーシング・チーム・ネーデルランド29号車がつけた。セッション序盤はスピンする場面もあったが、ニック・デフリーズがきちんとアタックをまとめた。3番手にはGドライブ・レーシング26号車(ジャン-エリック・ベルニュ)が続いた。  ハイクラス・レーシング33号車のアタックを担当した山下健太は、一時3番手につけるも最終的にはクラス4番手で予選を終えた。  LM-GTE Proクラスはポルシェ92号車のジャンマリア・ブルーニが最速タイムを記録。フェラーリ51号車(ジェームス・カラド)、アストンマーチン95号車(マルコ・ソレンセン)と、3メーカーがトップ3を分け合った。  LM-GTE Amクラスはルジッチ・レーシング61号車のコム・レドガーが僅差でデンプシー・プロトン・レーシング77号車(マット・キャンベル)を上回りクラストップ。チーム・プロジェクト1の56号車(マッテオ・カイローリ)が3番手だった。

松本 和己

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