実は服以上に使える?ユニクロのバッグの出来栄えをプロと一緒に隅々までチェックしてみた!
【アイテム3】:「ラウンドミニショルダーバッグ」(1500円)
ワカザワ:「最後もショルダーバッグですが、ちょっと小さめ…と思いきや侮れない収納力! SNSに投稿された、バッグから次々と物を取り出す動画が大反響を呼び、世界各国で売り切れが続出したのも記憶に新しいですよね」 井上:「そうですね。収納力の高さに加えて、もうひとつの人気の理由がカラーバリエーションの豊富さです。このダークグリーンのほか、オフホワイト、ブラック、ピンク、レッド、ナチュラル、ベージュ、ブラウンと、なんと脅威の8色展開! 着回しやすさも考慮されていて、どんなスタイルにも合わせやすいですね」 ワカザワ:「このラウンドシェイプも特徴的ですよね。ショルダーバッグと名付けられていますが、感覚的にはボディバッグに近い印象です。カジュアルに使いやすいデザインで、自然なシワ感のあるナイロン素材のボディは、もちろん撥水加工済みです」 井上:「表面には適度なハリがありつつ、硬すぎずむしろ柔らかいので、肩掛けしたときに体にしっかりフィットします。ミニサイズのショルダーバッグは可愛らしい印象になりがちですが、これはミニマルな雰囲気なので、性別を問わず活躍してくれるアイテムですね」 ワカザワ:「先に紹介した『クロスボディバッグ』よりも小さめの横28×縦17cmですが、マチが10cmも取られているので、容量は4リットルとほぼ同じです。アイテムごとに分けて収納できる仕切りが付いているのも、地味に嬉しいポイントですね」 井上:「そうなんです。見た目以上に大容量で、財布やスマホはもちろん、水筒や折りたたみ傘まで、日常生活に必要なアイテムをすべてスマートに持ち歩けます。汎用性が高いので、ついカラバリで揃えたくなりますね」 ワカザワ:「たしかに収納力も魅力ですが、それ以上にコスパの高さがこのバッグのポイントですよね。肩ひじ張らずにラフに使える“やり過ぎていない機能性”や、着こなしを選ばないシックなカラーバリエーションも見逃せません」 井上:「この機会にいくつか揃えておくのも賢い選択だと思います。オフホワイトやブラック、ベージュ、ナチュラルは鉄板カラー。このダークグリーンやブラウンのようなアースカラーも持っておいて損はありませんし、レッドやピンクはコーディネートのスパイスとして活躍します。つまり、全色揃えておけば間違いない!ということですね(笑)」 今回は、ユニクロで人気の高い3種類のバッグを紹介し、“バッグの選択肢としてユニクロが有効な理由”を探った。果たして納得いただけただろうか。 「素材にこだわり、機能性に優れた洒落たデザインのバッグは高い」というこれまでの常識を覆し、ユニクロはバッグ専売ブランドにも負けない機能性とデザインを備えながら、価格は安心かつ納得のお手頃プライスを実現している。 さらに、ユニクロのバッグは、使い心地とデザインの両方の視点から日常に“ちょうどいい”を提供してくれる。この魅力を知った今、「ユニクロのバッグを買わない」という選択肢は存在しない。
<文/TOMMY スタイリング/井上裕介 写真/田中利幸 取材協力/UNIQLO>