シャッター商店街の再生プロジェクト始動 費用300万円をクラファンで募る 岐阜市
岐阜県岐阜市の柳ケ瀬商店街にある「西柳ケ瀬」エリアの再生に向けたプロジェクトが動き出しました。 岐阜柳ケ瀬商店街振興組合連合会によると「西柳ケ瀬」は、かつての最盛期には180店ほどが店を開けましたが、今では約30店です。 これまでにも活性化に向けた取り組みを行ってきましたが、今回、新たなプロジェクトを始動させました。「日本一のシャッター商店街」を面白い街に再生させようというものです。 11月22日、商店街が発表したプロジェクト「西柳ケ瀬再生プラン」の説明会で示されたテーマは「ライフ リッチ ヤナガセ」(豊かな暮らし、豊かな人生、豊かな故郷)。 「商店街=買い物をする場所」という既存のイメージに加えて、子どもから高齢者にいたる幅広い世代が楽しめる空間の創出や新しい文化の発信拠点としての役割を商店街にもたせるというものです。 具体的な計画の策定と実行にかかる費用300万円は、岐阜市の「クラウドファンディング型ふるさと納税サイト」(ふるさとチョイス)で募ります。 寄付額に応じて、飛騨牛のサーロインステーキや地元のホテルの宿泊割引、柳ケ瀬Tシャツなどが返礼品として用意されています。 岐阜柳ケ瀬商店街振興組合連合会の水野琢朗理事長は「生活と融合したまちづくりを目指していく」と寄付を呼びかけています。期間は来年1月15日までです。 (メ~テレ記者 石部隼之介)