キャンドルを並べ、感謝の気持ちを表現した＝村山市・甑葉プラザ

　さまざまな人への感謝の気持ちを伝える「ありがとうキャンドルナイト」が7日夜、村山市の甑葉プラザで開かれた。504個のろうそくを並べ「ＴＨＡＮＫ　ＹＯＵ」の文字を表現。人々は写真を撮るなどして見入った。 　同プラザを運営するＮＰＯ法人甑葉プラザネット（古沢聡理事長）が2010年から毎年企画。20年には新型コロナウイルス感染拡大を受け、医療従事者や自粛を頑張った人への感謝を表そうと「ありがとうキャンドルナイト」と名付け、以降は継続している。 　廃棄予定のろうそくを再利用し、職員約10人が2時間をかけて並べた。文字と共にハートと同ネットのキャラクターをあしらった。古沢理事長（54）は「能登半島地震や水害などいろいろあった一年。キャンドルを見て温かい気持ちになってほしい」と、オレンジ色の光に思いを込めた。