『新日ちゃんぴおん!』棚橋弘至、引退前に中邑真輔と「戦うチャンスがあればなぁ…」 万感インタビュー直後にEVIL乱入
プロレスラーの棚橋弘至が22日深夜放送のテレビ朝日系『新日ちゃんぴおん!』(毎週金曜 深2:26)に出演した。 【写真】『新日ちゃんぴおん!』で万感のインタビューを受ける棚橋弘至 新日本プロレスのレスラーとMCの三谷紬アナウンサーがプロレスの魅力や奥深さを広めていくプロレスバラエティ。22日の放送回では新日本プロレスともコラボした映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』公開記念として、映画のジャパンプレミアにも登壇した棚橋にインタビューを実施。映画の感想を聞かれた棚橋は「すごい迫力あるアクションシーンがあるんですけど、そこにそれぞれの人間の思惑が重なり合って、2時間を超える映画だけどあっという間でした」と絶賛。番組では映画のオフィシャルポスターを模した特別コラボポスターを棚橋で撮影することになった。 慣れた様子でポスター撮影を終えると、インタビューの話題は棚橋がリング上で発表した引退の話に。「いつ頃から引退を考えていた?」と三谷アナから問われた棚橋は「2023年11月にブシロード・木谷会長に呼ばれた時に『現役を何年やりますか?』ということと、『来年から社長をやっていただきたい』と言われた」、「日本全国のファンの皆様に『ありがとう!』って言いたいなと考え、1年で全国周れるかな、2年あったら各地の小さい会場も周れるんじゃないかという思いがあったので、分かりました、あと2年(現役を)頑張りたいのでよろしくお願いします」と伝えたと告白。昨年12月に社長に就任した時には引退への「覚悟が決まっていた」と振り返った。「奥さんとお子さんもビックリしたのでは?」という質問に、棚橋は「1番選手ギャラの事を心配していた」と笑いながら振り返り、両親からは「あんた小さい身体でよう頑張ったね」と声をかけられたそう。さらに、かつて新日本プロレスにも所属していた長年のライバル「中邑真輔選手にも引退を伝えたのか?」と問われると「連絡をして『お疲れ様でした』と返事をもらった」「引退までに戦うチャンスがあればなぁ…。難しいよね」と感慨深そうに語った。 そして、話題は2025年のイッテンヨン(『WRESTLE KINGDOM 19』)、イッテンゴ(『WRESTLE DYNASTY』)に。特別シングルマッチとして試合が決まっているEVIL(HOUSE OF TORTURE、以後、H.O.T)との対戦への意気込みを聞かれると、「今年に入ってH.O.Tの乱入や反則が目に余る。特に1年に1回か2回しか周らない地方会場でH.O.Tによる不透明決着があるとファンの方がモヤっとするし楽しめない」「社長として自分がやってやるという意気込み」と話した。 インタビューがそのまま終わると思いきや、スタジオには突然、EVILとHOUSE OF TORTUREの面々が現れ棚橋を急襲。床に蹴り倒すと、全員で踏みつけ、パイプイスで殴る悪態三昧。初めて番組を襲撃してきたHOUSE OF TORTUREに三谷アナはぼう然と立ち尽くすのみ。EVILは「何、偉そうにインタビュー答えてんだ」「てめえよ、次のイッテンヨンで俺に負けて引退なんだからよ、いつまでも選手ヅラしてんじゃねぇぞ、目障りなんだよ、この野郎」と言い放って棚橋をスタジオから追い出した。 ここから悪夢の時間が始まる。棚橋で制作予定だった映画『グラディエーターII』とのコラボポスターを、SHOが「引退前のクソレスラー使ってねえで、俺らが代わりにやってやらぁ」と言い放ちHOUSE OF TORTURE全員で乗っ取り。これに留まらず、撮影中には怯える三谷アナを「準備しろ!」「イス持って来い!」「茶持って来い!」とこき使ってやりたい放題。最後にはEVILが番組ポスターの貼られた壁を「邪魔なポスターだな」と破壊すると、「ギャラ振り込んどけよ、分ったか」と言い放ち、収録現場を後にした。