ターゲットはギマランイス、古橋? ペップ・シティが今冬と来夏で4人から6人の大型補強目指す
移籍市場で主役となるか
今夏はアーリング・ハーランドの控えやロドリの負担を減らせるMFの獲得の必要性があったものの、最低限の補強で夏のマーケットを終えたマンチェスター・シティ。多くのポジションで怪我人が続出したことで、この判断がミスであったと各地で批判されており、実際に直近10試合で1勝しか挙げられていない異常事態に陥っている。 『Daily Telegraph』によると、シティはこの状況を打破すべく、今冬と来夏で合計4から6人を獲得する大型補強を画策しているようだ。獲得資金については問題なく、ここ6年で4億6000万ポンド以上の売り上げを作っており、手元に使えるキャッシュは十分すぎるほどにあるという。 現状補強がマストなのは、中盤とストライカー、最終ラインの3つのポジションだろう。 中盤で候補に挙がっているのは、ニューカッスルのブルーノ・ギマランイス、レアル・ソシエダのマルティン・スビメンディ、アタランタのエデルソンあたりで、可能性が高いのはギマランイスだという。ニューカッスルはPSRに違反しないために主力を売却する必要がある。残りの2人はクラブが今冬に同選手を放出するつもりがなく、引き抜きは難しいとされている。 ストライカーはこれといった報道がなく、セルティックの古橋亨梧が再びターゲットとなるのだろうか。 最終ラインはSBの獲得報道が盛んで、元シティで現在はレヴァークーゼンにいるジェレミー・フリンポン、ユヴェントスのアンドレア・カンビアーソの名前が挙がっている。 巻き返しに向けて大型補強を目指しているシティ。近年は冬にほとんど動かないクラブだったが、2018年の冬にアスレティック・ビルバオからアイメリック・ラポルトを5700万ポンドで引き抜いたような大きな動きが今冬にはあると予想されている。
構成/ザ・ワールド編集部