「やめろと言われた…」「書類を投げつけられた…」パワハラ指摘の小田切康彦村長が1月1日付けで辞職へ「部下の信頼なくば組織動かず」会見で「村民の皆さんに心からお詫び」
村役場の職員に対してパワハラが疑われる行為をしたとされる長野県宮田村の小田切康彦(おたぎりやすひこ)村長が12日、辞職を表明しました。 【写真を見る】「やめろと言われた…」「書類を投げつけられた…」パワハラ指摘の小田切康彦村長が1月1日付けで辞職へ「部下の信頼なくば組織動かず」会見で「村民の皆さんに心からお詫び」 小田切村長: 「調査が終わったあと十分考えて進退を表明してもいいのではないかと思いましたが、私の信条から外れますので、きょう(辞職を)表明しました。世間をお騒がせしたことを心からお詫びしたい」 定例村議会の最終日、議長に退職届けを出したことを報告した宮田村の小田切康彦村長。 複数の職員から、「やめろと言われた」「書類を投げつけられた」といったパワハラ的な言動の訴えがあり、村が調査に乗り出すとしていました。 また、2年前の参院選の際に自民党の立候補予定者のチラシを庁内の会議で配布したことが、公職選挙法違反にあたるとの指摘も出ていました。 議会の閉会後に会見した小田切村長はー 小田切村長: 「『部下の信頼なくば組織動かず』これが第一でございます」 指摘された疑惑について問題があるとの認識はなかったとしたものの、信頼関係を重視する自らの信条に反する状況だとし、2025年7月の任期満了を待たずに辞職を決断したと述べました。 小田切村長: 「私なりに微力ですが、やり切ったという気はあります」 「騒ぎをおこしたこと、村民の皆さんには心からお詫びしたい」 小田切村長は1月1日付けで退職となりますが、それまでは勤務を続け、引継ぎなどを行うとしています。
信越放送
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