日産が新型軽「サクラ」発表!「もはや軽じゃない!」 アリア並質感の上質「軽ハイトEV」を速攻試乗!
開発陣が目指した「軽の概念を超える」という部分に関しては内外装/走りを含めて高いレベルで実現しているのは間違いないです。 価格は233万3100円から294万300円(国の補助金を活用すると実質購入価格は約178万円から)とデイズの価格(132万7700円から191万5100円)と比べると高めの設定なのですが、「軽のBEV」ではなく「BEVの軽」といえるクルマになっていることを考えれば、個人的にはいうほど非現実的な値段ではないかなと。 そして、多くの人が気になるのは「180kmの航続距離が実用に足りるのか?」という所でしょう。 これは前述しましたが、1台ですべてを賄うにはちょっと辛い、複数所有でセカンドカーとして使うのならば実用に足りるレベルだと思っています(統計によると一般家庭の軽自動車1日の平均走行距離の約8割は100km未満というデータがある)。 この辺りは色々と意見があると思いますが、筆者はBEVを選択する現実解としてはピッタリなモデルです。
山本シンヤ