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米軍感染20人が基地外に行動歴 ビーチや店へ 軍幹部「規律違反」

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琉球新報

 県内米軍基地の新型コロナウイルスに感染した米軍関係者100人のうち、少なくとも約20人が基地の外に出ていたことが14日、分かった。同日までに米軍から県へ行動歴が寄せられた。それには、ビーチや利用した店の情報などが記載されている。県は保健所を通じてその場所に体調不良者がいないか確認を進めている。一方、在沖米陸軍が感染拡大の要因として、感染防止のための軍の指示や行動制限が守られていないことを指摘していることも分かった。   県の糸数公保健衛生統括監は14日、クラスター(感染者集団)が発生した普天間飛行場とキャンプ・ハンセンの感染者に共通点として、部隊間の移動があったと明らかにした。  米軍の情報では、感染するような期間に業務での交流が行われたという。クラスターの原因になったかは判明していない。関係者の間には海兵隊内で十分な経過期間を確保せず、ハンセンと普天間の兵士が交じっていたことが感染拡大の要因との見方もある。  県が米軍から提供されたリストでは、米軍関係の感染者と接触した同じ職場に勤務する日本人は複数人いるという。接触者を対象に感染の有無を調べる検査を調整している。  一方、陸軍第10地域支援群司令官のセオドア・ホワイト大佐は軍人や民間従業員ら宛てに出した10日付の通知(メモランダム)で、感染拡大の要因について「人事異動に伴う到着者が行動制限に従わなかったことやビーチパーティーなど大人数の集会に関するソーシャルディスタンスの指示に従わなかったことを含む複数の要因の結果」と指摘した。  海兵隊は借り上げている北谷町のホテルに、入国してきた人員を隔離することを来週から取りやめる。その代わりに沖縄から外に出る人員を14日間滞在させることに使う。国と県、町が14日、このホテルを訪れて海兵隊から説明を受けた。

琉球新報社

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