地震で4.5平方キロが陸地に
北陸朝日放送
東北大学などの研究チームは、元日の能登半島地震による隆起で新たに4.5平方キロメートルが陸になったとする調査結果を公表しました。 東北大学と東京都立大学などの研究チームは、能登半島地震を受けて、衛星レーダー画像などの解析や現地調査を行いました。 その結果、元日の地震で能登半島の海岸沿いでは4.5平方キロメートルが新たに陸になったことがわかりました。 また、隆起の高さは最大で4メートルを超え、特に半島の北側が大きく隆起していました。 そして南側に向かうにしたがって変動がなくなっていくような分布も確認されました。 東北大学の福島洋准教授は、今後の調査で能登半島の過去の大地震の履歴や隆起の分布が明らかになることが期待される、としています。