タクシー運転手はママにもおすすめ!?時間の融通が利いて給与収入の調整がしやすい 福島県の女性ドライバー数は過去最多 2024年問題の解消にも期待
女性の活躍を後押し サポート充実
未経験からタクシードライバーになり7カ月あまりが経った本田さん。当初は地理に不慣れなため不安もあったが、タブレット端末の導入などのサポートもありスムーズに仕事をこなすことができている。丁寧で細かいところまで気配りができる接客は、利用者からも好評だ。本田さんは「安心して現地に向かうことができる、あなたでよかったと言っていただけるようなドライバーを目指していきたい」と話す。 タクシードライバーの人材不足解消に向けて、国は女性ドライバー応援企業として2024年10月時点で全国855の事業者を認定し、女性の採用などを後押ししている。福島県須賀川市の企業では普通二種免許の取得費を会社が全額負担、小回りが利く車を採用するなどの取り組みを行っている。 また福島県いわき市の企業では、免許の取得費の全額負担や月に1回女性向けの会社説明会を行うなど女性の雇用を促進しているという。 ドライバーの時間外労働に上限が設けられることで人手不足が生じる、いわゆる「2024年問題」を抱えるタクシー業界で、女性ドライバーの増加が課題の解決だけでなく業界のイメージアップにつながるかもしれない。 (福島テレビ)
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