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愚痴や悪口が多い親に育てられると…子どもにもたらす悪影響と改善策

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◆愚痴は「言っても仕方がない」……にもかかわらずこぼしてしまう

「愚痴」はできれば言いたくないもの――そうネガティブなイメージを持ちつつも、つい言ってしまうことはないでしょうか。 愚痴を辞書で調べてみると、「言っても仕方がないことを言って嘆くこと(大辞林第三版)」とあります。これは、もともとは仏教用語で「愚かなこと。無知によって惑わされ、すべての事象に関してその真理をみない心の状態をいう」(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)とも記されてあります。 このように、愚痴とは言っても仕方のないこと、愚かなことであるにもかかわらず、私たちはとかくこぼしてしまいがちではないでしょうか。夫婦間における愚痴、子どもの学校の先生や職場の上司の愚痴、世間や社会の愚痴、その対象はさまざまですが、つい、口から出てしまうことでしょう。 確かに愚痴をこぼすと、いくらかスッキリし、気持ちが楽になりますね。ですが、これを聞く立場の者はどうでしょうか。

◆親の愚痴を聞かされた子どもの気持ち

愚痴を言うと、気持ちが少しスッキリし、心の荷をいくらか下ろせたように感じるでしょう。ですが、この親のモヤモヤした気持ちや心の荷物を、今度は愚痴を聞かされた子どもが背負うことになるのです。 例えば、「お父さんは、いつも帰りが遅い」「家事を手伝ってくれない」など、母親が言う父親に対する愚痴を毎日聞いていた子どもは「お父さんは自分勝手な人だ」と思い込んだり、「お父さんは、いつもお母さんを苦しめている」と、時には憎悪をもつこともあるでしょう。 母親は「早く帰ってきてほしい」などの願望と、「仕事だから仕方ない」などの気持ちが葛藤し、モヤモヤしています。それを愚痴として、吐き出すことで、気持ちを楽にしようとしているのですが、子どもは父親への不満のみを受け取るでしょう。 また、「あなたのクラスは、いつも帰りが遅いわね。担任の先生が何をするのも遅いのね」「学校の先生は、生徒指導に不熱心ね」といったような愚痴を言っていると、子どもは学校の先生に不信感をもつようになり、場合によっては、学校が嫌になることもあるでしょう。

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