一気に冬の装い山間部で積雪…大山は10センチ 鳥取や松江など平地では12月7日頃に初雪か
山陰中央テレビ
山陰地方は一足早い師走並の寒さが続いています。29日も山沿いでは本格的な冬の訪れを告げる雪景色が広がりました。この寒さは30日まで続く見込みです。 29日朝の鳥取県日南町…強い風を伴って雪が降り、一気に雪化粧しました。 28日から雪が積もっているのは、大山町の大山寺地区。最大で10センチの積雪となりました。雪に閉じ込められた落ち葉…。秋から一気に冬がやって来たことを感じさせます。 台湾からの観光客: 少し寒いです。でも雪嬉しい。 台湾からやって来た観光客も山陰の冬景色に感激です。山陰地方は27日から冬型の気圧配置が続いていて、上空5500メートル付近には、氷点下27℃以下とこの冬一番の寒気が流れ込んでいます。このため山沿いでは、断続的にみぞれや雪が降りました。 島根県の標高の高い所でも雪が降り、三瓶山の東の原でも雪がうっすらと積もりました。 観光リフトの管理人: しっかりここから雪が見えるのは、きょうは初めて。 2023年よりも遅い積雪だと言うことですが、着実に季節が冬に向かっていることを告げるサインとなりました。 一方、平地では…。 嶋村采音アナウンサー: 午前8時の松江市です。冷たい雨が降ったり止んだりしています。時より風も吹くため、気温よりも寒く感じます。 街を歩く人たちもすっかり冬の装いです。 市民: きのう夜更かしして、マフラー忘れたのでめちゃめちゃ寒いです。“ヒートテック”を着てくれば良かったと思って、後悔しています。 山陰地方は、この寒気の影響で30日明け方まで大気の状態が非常に不安定になり、雪や雨が降りやすい見込みです。また雷や竜巻などの突風にも注意が必要です。 12月に入ってすぐの週は、一旦冬の寒さはひと休みです。ただ10日間予報の7日~8日に注目。松江や鳥取など平地で雪が降ると予想されています。スタッドレスタイヤなど雪への準備をこの週末にも進めた方がよさそうです。
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