仲良しクラス、私一人いじられてると知り、陰で泣いた 受験に集中するには
「いじる」は「いじめ」につながる
今回のお話に「陰でいじられている」とありましたが、やはり起きてほしくないことです。いじる側にとってはささいなことでも、いじられる側は「いじめられている」と感じることもあるでしょう。 いじる側にいる人たちは相手の心情を想像してほしいですし、なぜ自分がそのような行動をしているのか、気が付いてほしくもあります。自分が相手よりも優位な立場にいる気持ちだったり、自分が思うような生活を送れていない不満が、他者をいじるという行為に表れていたりするのかもしれません。いじる側の人には、自分の生活に目を向けてほしいと感じます。
嫌いなクラスにいられた理由を探ろう
今回、私が一番気になったことは、クラスメートが嫌いでなじもうと思わないクラスの中で、「何があるから、いままで学校生活を送ってこられたのか」という理由です。並々ならぬ苦労もあったと思います。そして嫌いな人たちが楽しそうにしゃべっているとしたら、その行動が余計に気になる、腹が立つことだって当然あると思います。また自分の受験勉強の進み具合が心配だとしたら、より一層、つらくなると思います。しかし、何があったから、いまのクラスにいられたのでしょう? 夢や目標でしょうか。それとも負けたくない気持ちでしょうか。 クラスにいられた理由が、あなたにとって行動の原動力になるものだと思います。それを思い出し、受験勉強に集中して取り組むための原動力にしてください。 いま恐らく大切なのは、その「何が」と、不安に思う気持ちを理解して、受験勉強に集中して取り組める方法を一緒に試行錯誤してくれる人です。学校や塾の先生に頼れる人はいませんか? そういう大人がいなかったら、ぜひ探してほしいと思います。 自分の人生が少しでも望む形になるように、自分の生活に注目して、いま自分のために何をするとよいのか、考えられるといいなと思いました。いままで頑張ってこられたからこそ、その答えも見つけ出せると思います。応援しています。