【ラグビー】元ウエールズ代表の名CTB、ジョナサン・デーヴィスが現役引退。
元ウエールズ代表でブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズでも活躍した名CTB、ジョナサン・デーヴィスが現役を引退した。 10月14日、自身のSNSで明かした。 ウエールズ代表として96キャップを獲得した36歳は、シックスネーションズでは2度のグランドスラムを果たすなど(2012年、2013年)、輝かしい成績を残した。 2009年にカナダ戦で代表デビュー。W杯は2011年、2019年の2大会に出場、どちらも4位という結果を残した。 2013年、2017年の2度に渡り、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのツアースコッドに選出され、テストマッチ6試合に出場した。 クラブキャリアでは、スカーレッツで2007年からプレー。翌年から長くレギュラーの座を掴んだ。 2013年シーズンには共同主将も務め、2年在籍したクレルモンから復帰した2016年にはチーム2度目のタイトル獲得(プロ12)に貢献。2023年シーズンに退団するまで209試合に出場、55トライを記録した。 デーヴィスは自身のインスタグラムに、「スカーレッツでの最後のシーズンを終え、しばらく試合から離れていましたが、プロラグビー選手としてのキャリアに終止符を打つ決断にいたりました」と綴った。 「夏休みを家族で過ごし、幸運なことに妻と一緒に生まれたばかりの息子と充実した時間を過ごすことができました」 チームメイトやスタッフ、家族、友人にケガなどによる困難や挫折に直面した時もサポートしてくれたと感謝を伝え、これまで歩んできたキャリアをこう振り返った。 「チームメイトと一緒にトレーニングしたり、試合に出ることをきっと恋しくなるでしょう。でも、この数か月で自分の選択肢のすべてを見極めることができ、これまでのキャリアにとても誇りに思うことができた。ライオンズツアー2回、グランドスラム2回、プロ12のタイトル獲得など、信じられないような道のりでした」 「幸運にも18年間、プロラグビー選手としてプレーし、最高のラグビー選手になるためにすべてを捧げてきました。これからの18年間がどうなっていくのか、父親として、夫として、今から楽しみです」と続けた。