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シリコンバレーがロックダウンに成功したわけ 現地起業家がリモートワーク必須サービスを紹介

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Forbes JAPAN

新型コロナウイルスの影響で世界中が大混乱の中、シリコンバレーではいち早くロックダウンを宣言し、感染者数を抑えることができた地域として医療従事者から評価されている。 一方で、現地の起業家にとってはロックダウンはありがたいものではなく、自身のビジネスの妨げになっていることは言うまでもない。イーロンマスク氏もロックダウンを解除しようとしないカリフォルニア州に対して激怒している。 ここでは現地の医療現場の最前線でご活躍されるドクター・アコ氏と現地起業家数名の取材から理解する「シリコンバレーの現状」と「リモートワークを成功に導く便利ツール」を紹介する。 ニューヨーク感染者10553人に対しカリフォルニアは1027人 ニューヨーク州の新たな感染者数は4月25日時点で10553人に上った。一方それに比べ、カリォルニア州の新たな感染者数は同じく4月25日時点で1027人であった。また、感染者の多くがカリフォルニア州南部で発生しているため、シリコンバレーを含むベイエリアは更に少ないことになる。 なぜここまでの差がついたのか。それは意思決定のスピードとリモートワークの普及にある。シリコンバレーを含むベイエリアでは3月16日にロックダウンを発令。その2日後にカリフォルニア州全土。そしてその5日後の3月22日にニューヨーク州で発令された。カリフォルニア州とニューヨーク州を比べると、ロックダウンの発令に5日の差がある。このたった5日の差がとてつもない感染者の差を生んでしまったのである。 それだけではない。GAFA含む世界を代表する大企業は、政府がロックダウンを発令する3日前の3月13日には、社員に在宅勤務を命令している。つまり企業のブレインは政府の指示を待たずしてリモートワークの体制をいち早く整えたのだ。 在宅勤務が命令として出されたのは3月13日だが、2月下旬にはすでにGAFAは在宅勤務を要請していたため、高速道路が閑散としていたそうだ。こうした事実はあまり知らされていないが、GAFAの役員陣はこの事態の重大さをいち早く察知し、迅速な意思決定に繋げたということになる。 このコロナ騒動での意思決定から垣間見える先見の明こそ、彼らが世界の第一線で活躍できている大きな要因に違いない。

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