Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

コンビニの「ちょっと変わった客」が教えた「優しい世界」“10万いいね”のマンガが伝える社会の窮屈さ

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
withnews

コンビニのアルバイト学生が目撃した、「ちょっと変わった」客を描いた漫画が、ツイッターで話題になっています。「ふつう」について、いろいろ考えさせられたという自身の体験を描いた作者に、話を聞きました。(withnews編集部・松川希実) 【マンガ全編はこちら】「優しい世界で好き」コンビニの「変わった客」が教えてくれた「ふつう」にしみじみ

「”ふつう”というのは」

話題になっているのは、漫画家やじまけんじさん(@yajima_kenji)が投稿した作品です。「バイトで学んだのは『色んな”ふつう”があるなあ…シミジミ』っていうことでした」という言葉を添えて、ツイートしました。 舞台は、とあるコンビニ。 「”ふつう”というのは人や場所によって簡単に変わってしまう」との言葉で、物語は始まります。 バイトを初めてまだ、1週間。レジに立つ男性は、入店してきたある客の様子に、目を疑います。 ノースリーブのワンピースを着た、高齢の女性。腕には、大事にクマのぬいぐるみを抱えています。 「異様」な雰囲気を感じた男性は、思わず、隣で働いていた「水谷さん」をつつきます。 しかし、客を一瞥した水谷さんは、「ああ、ベアちゃんがどうした?」。何事もなかったかのように作業を続けながら、説明します。「いっつもお友達と一緒に来るんだよ」 バイトは、水谷さんの説明にも違和感が消えません。「一緒に来る、じゃなくて ”持ってくる”でしょ」

「すっかり生きてる扱い」

時は流れてある日、入店してきたその女性に、バイトはまた「異変」を感じ取ります。「ベアちゃんがいない」 女性は一人、さみしげに腕を抱えていました。 「ベアちゃんがいませんね…」。バイトが言うと、水谷さんも「あー喧嘩でもしたんだろ」と推測します。バイトは思わず、「早く仲直りするといいですね…」とつぶやきます。 いつの間にか、ベアちゃんは、バイトの中でも「すっかり生きてる扱いになっていた」。バイトの「ふつう」が変わっていった瞬間でした。 この漫画には、「優しい世界で好き」「そうよね、みんな違うんだもの」と反響が広がりました。 「普通の形が違うだけ」「普通って言葉は人によって違うから、なるべく使わない」「色んな人の普通を受け入れる世界になるといいな」と、「普通」について考えるリプライや、「うちのお客様にもいます!」など、ちょっと変わっているけど「町になじんでいる」印象的な人たちの目撃談も寄せられ、10万件以上のいいねがつきました。

【関連記事】