ブルガリ/あのアルミニウムが復活してブーム再燃の予感が
2020年下半期、新作時計速報! 恒例の時計フェアは中止になっても、ジュネーブや上海、そして東京での個別発表に加えて、オンラインでも新作時計が続々リリースされている。時計はいつも活力をくれる一種のビタミン。元気カラーでお洒落、ハイスペックと3拍子揃ったこんな最新モデルに注目だ。 【写真】この記事のくわしい写真はコチラ 歴史的な名作の復刻は数あれど、「ジュネーブ・ウォッチ・デイズ」でベールを脱いだ新生「ブルガリ アルミニウム」は、サプライズだったに違いない。アルミニウムとラバーを組み合わせた斬新でファッショナブルなこの時計は1998年の発表と同時に爆発的なブームを呼び、2000年代を通じてアイコンウォッチになった。新作は基本的な素材構成を継承しながらも、機械式ムーブメントの搭載や細部のリデザインなど格段に進化を遂げている。モデルは自動巻き3針とクロノグラフ。お洒落でラグジュアリー感も申し分なく、価格も魅力的。ブルガリを楽しむには最適だ。
時計ジャーナリスト・菅原 茂はこう見た!
忘れもしない1998年、バーゼル空港の格納庫で開催された「ブルガリ アルミニウム」の盛大なガラ。最後はこの時計をボディに描いたジャンボジェットが目の前に現れた。20年以上を経て今まさにスターがシーンに復帰。やはりアイコンウォッチには絶大な魅力が宿る。かつて愛用した人には懐かしく、初見の人も欲しくなるだろう。
ENGINE編集部・前田清輝はこう見た!
20年ほど前に誕生した「ブルガリ アルミニウム」は、その斬新なデザインと素材の組み合わせに驚かされた。新作はそのデザインコードをしっかりと継承していながら、さらにモダンかつスポーティな印象に。女性が着けても似合いそうなので、パートナーとのシ ェアウォッチとしても楽しめるはずだ。 文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター) (ENGINE2020年12月号)
新潮社