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Facebookは偽アカウントによる選挙干渉を放置していた--元社員の告発メモ

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CNET Japan

 Facebookに誤情報を投稿し、選挙に影響を与えようとする行為に使われていたフェイクアカウントを、Facebookが放置していたと告発するメモがリークされた。この6000語のメモを書いたのはかつてFacebookのデータサイエンティストを務めていた人物で、BuzzFeed Newsがその内容を確認した。このメモによると、世界中の選挙の結果に影響を与えようとする組織的な活動の存在を示す証拠があがっていたにもかかわらず、Facebookの対応は遅々として進まなかったという。  メモには次のように書かれているという。「私はFacebookに在籍した3年間で、自国民を欺くためにわれわれのプラットフォームを大規模に悪用する、外国政府のあからさまな試みをいくつも見つけた」「私は上からの監督を受けることなく、各国の大統領に影響を与える決定を下してきた(中略)自分の手がもう血に染まっていることはわかっている」  BuzzFeed Newsによると、このメモを書いたSophie Zhang氏は最近、Facebookを解雇されたという。BuzzFeed NewsはZhang氏と直接話はしていない。  Zhang氏はこのメモで、米国、ホンジュラス、アゼルバイジャン、ブラジル、ウクライナ、スペイン、インド、ボリビア、エクアドルの国民を欺くために行われた、組織的活動の例を指摘している。今回の報道によると、アゼルバイジャンの件についてFacebookが調査を開始したのは、Zhang氏の報告の1年後だった。また、ホンジュラスの偽情報キャンペーンでは、Facebook首脳部が対応するのに9カ月かかった。  2018年の米国の中間選挙の際には、Zhang氏とその同僚らは1050万件の偽の反応とフォロワーを米国とブラジルの政治家のアカウントから削除したという。またメモによると、Facebookは組織的な攻撃が社会に与える影響よりも、スパム対策を重視していたとのことだ。  米CNETはFacebookにコメントを求めたが、回答は得られていない。Zhang氏とはすぐに連絡が取れなかった。 この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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