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ニュースのあや“魅力度”ビリ脱出!茨城の営業力

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テレビ朝日系(ANN)

All Nippon NewsNetwork(ANN)

今週、発表された「都道府県魅力度ランキング2020」1位は北海道、2位は京都府と、上位は“常連”が占める形に。このランキングは約3万人を対象におこなったアンケートで、一般の消費者に、その地域を「どの程度魅力的に思うか」を質問し、5段階の回答をポイント換算したものです。 今年の注目は42位の「茨城県」。実は、茨城は去年まで7年連続で最下位でした。最下位脱出の理由を、調査したブランド総合研究所の田中社長は「5段階の回答のうち『とても魅力的』と答えた人が去年の2倍以上いた」と話しています。 いったい、茨城に何があったのでしょうか。今から8年前、2012年に茨城は一旦、46位に上がりましたが、翌13年には、最下位に逆戻り。そこで思いついたのが最下位を逆手にとった「自虐プロモーション」でした。考えたキャッチコピーは「なめんなよ いばらき県」「のびしろ日本一。いばらき県」といったもの。メディアで取り上げられたり、県内あちこちでポスターを貼ってもらえたりしましたが、県庁には主に年配の方からお叱りの電話が殺到。 自虐プロモーションをやめ、より具体的に茨城の「売り込み」をしようとしましたが、当時の県庁には担当部署が複数に分かれスピード感に欠けていました。転機となったのはおととし。「売り込み」業務を一本化した総勢110人の「営業戦略部」を新設。「仕掛けていく」という思いを込めて、「営業」と名付けました。どう仕掛けたかというと、まず生産量日本一を誇るメロンを銀座で「無料配布」。さらに隠れた名産、梨の「恵水」も売り込み、ホテルを誘致しようと、文字通りの営業をかけました。すると京橋千疋屋で「恵水フェア」が開催され、星野リゾートの誘致にも成功。 また、茨城はキャンプ場の数が日本一。そこで、ソロキャンパーとして人気のタレント・ヒロシさんを起用してキャンプ動画を配信。そして若い世代にアピールしようと、全国の自治体で初めてバーチャルユーチューバーの「茨ひより」をデビューさせ、県のYoutubeチャンネルで茨城の魅力を発信。こうした努力が実って、茨城県は魅力度最下位を脱出しました。 こうした取り組みの経済効果について経済評論家の加谷珪一さんは、「県外の方に魅力をアピールすることも大事だが、自分自身の県の魅力を再認識して消費が増えるという効果もある」と話していました。

テレビ朝日

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