言いにくい「生理」について考える 熊本市の学校の取り組み
■真和中学・高校 小島澄麗さん(高3) 「男子も『女子はこういうことに苦しんでいた』と理解が進んでいくから、男女で生理について話し合う機会がもっとあれば、生理についてもっとみんなが優しくなると思います」
【スタジオ】 (緒方太郎キャスター) 思春期のうちから性別の垣根を越えて理解が深まるといいですね。 (永島由菜キャスター) 漢方などを取り扱うツムラが、生理をめぐる本音についてアンケートを行いました。女性6000人の約85%が、生理前後や生理中に頭痛や腹痛、イライラなどの症状があると答えています。
このうち34.2%が、周囲に「言いづらい」と考えているんです。「みんなも我慢していると思う」、「恥ずかしい」などが理由としてあげられています。 (緒方太郎キャスター) 3人に1人が、言いづらさを感じているんですね。
(永島由菜キャスター) 一方で、言いづらいと考えている8割以上が、生理のことを「もっと気軽に伝えたい」と答えています。ツムラでは、「みんなが自分ごと化」という意識が大切だと話します。
■ツムラ コーポレート コミュニケーション室 宮城英子さん 「生理を経験していない人とか、生理があっても人によって症状が軽い人から重い人までいろいろありますので、女性の健康課題をみんなが自分ごと化すること、そういった取り組みも一つ大事なのかなとは、最近やる中で感じているところです」 (永島由菜キャスター) 話したいと思う人が気軽に話して相手も受け入れる。そんな優しい社会が求められています。