単身赴任の夫が帰ってきます…手取り38万円でデカい面の〈52歳亭主〉に〈50歳妻〉が会心のひと言で撃沈「スカッとしました」
会社によっては、転勤の辞令が頻繁なケースも。家族も一緒に引っ越すケースもありますが、共働きであったり、すでに自宅を購入していたりすると単身赴任が現実的です。そのなかで築かれた独自の家族の形が、単身赴任終了で大きく崩れてしまうケースも珍しくないようです。 【ランキング】47都道府県「離婚率」…ワースト3位「北海道」2位「宮崎」圧倒的、1位の都道府県
20年間、別々に暮らす夫婦…単身赴任終了で吹き荒れる秋風
大きなため息をもらす斎藤智子さん(仮名・50歳)。そのため息の原因は? ――単身赴任の夫が帰ってくるんです 聞けば、智子さんの夫、大輔さん(52歳)は、20年ほどずっと単身赴任。東京→大阪→仙台→金沢→名古屋と、地方の支社をまわり、今回、東京本社への異動が決まったのだとか。 結婚して、子どもが生まれ、家を買い、そのあとはずっと夫のいない暮らしでした。1~2か月に一度帰ってくるものの、子育てはワンオペが基本。大変なときに大輔さんはいませんでした。 それなのに、大輔さんは帰宅しても、常にお客様状態。自宅とはいえ、家を建ててから満足に住んだこともないので、どこか他人の家、と思ってしまうのも仕方がないことです。勝手がわからず、家事をする気が起きないというのもわかります。それであれば「子どもの面倒くらいみられるでしょ」というのが智子さんの主張。 そんなストレスも、夫が自宅にいる1日、2日、我慢すればいいこと。ほかは仕事をしながら子育てという地獄のような忙しい毎日でしたが、夫のいる煩わしさと比較すると「ずっと楽!」と智子さん。だからこそ、「やっと本社に戻れる」という大輔さんに、「ずっと単身赴任のままでいいのに……」と心のなかでツッコミをいれてしまうのだといいます。 また今回本社に戻るのにあたり、部長職に昇進。「とうとう部長だ!」「給料があがるぞ、すごいだろ!」とでかい顔をするのもまた、智子さんにとってはストレスになっているのだとか。 厚生労働省『令和5年賃金構造金統計調査』によると、部長級のサラリーマン(平均年齢52.9歳)の平均給与は、月収で60.4万円、年収で956.5万円。従業員1,000人以上の大企業に限ると、月収で76万円、年収で1,303万円でした。夫を毛嫌いする智子さんも、昇進後の給与には満足なのでは? ――いや、そんなにもらってないですよ。月収で50万くらいじゃないかな……手取りで38万円くらいです
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