台湾の戴資穎、WTF2020を制す 連敗止めリベンジ
(バンコク中央社)タイ・バンコクで1月31日、バドミントンのワールドツアーファイナルズ(WTF)2020女子シングルスの決勝戦が行われ、台湾の戴資穎がスペインのキャロリーナ・マリーンを下し優勝した。先立って開催されたタイオープンの2大会ではいずれも決勝でマリーンに破れていた戴。マリーンの3大会連続優勝を阻み、リベンジを果たした。 「マリーンはスピードが速い。冷静さを保ち、根気良く当たれば勝てると自分に言い聞かせていた」と試合後の取材で明かした戴。第1ゲームは自身のミスと相手の猛攻で14-21とリードを許したものの、第2ゲームは21-8で挽回に成功。第3ゲームも前半はミスがあり先行されたが、粘り強く攻撃を続け、21-19で試合を制した。 戴は1日、インスタグラムを更新。「試合に勝った瞬間、ほんの一瞬だけ感動した。勝利がどれだけ大変だったか、自分しか分からないから」と自分をほめた。 戴はバドミントン世界ランキング女子シングルス1位に立っている。 (呂欣憓、黄巧雯/編集:荘麗玲)