フジ「小倉智昭さん追悼」特番、永眠時刻のテロップから開始 1月に余命1年半と宣告されていた
フジテレビが14日、ぼうこうがんにより77歳で9日に都内の自宅で亡くなった小倉智昭さんを追悼し「小倉智昭さん追悼特別番組」(午後3時)を放送した。 【写真】1985年、挙式をあげる小倉智昭さんと妻さゆりさん 番組冒頭、ピアノの音色とともに「2024年12月9日午後3時8分 永眠」とのテロップが登場。その後、今年5月に行われた喜寿のお祝い会の映像が流された。映像内で小倉さんは「実は今年1月に余命1年半と医者に言われてたんですけど、医者は透析覚悟で寿命を少しでも延ばすように頑張りましょうって言ってるので、多少は期待に応えて頑張らないといけないと思っています」とあいさつした。 その後、闘病生活を支えた結婚生活40年の妻さゆりさんの写真が登場。「女房との関係は前より密になった。毎日、LINEのやりとりを何回もするし、一緒に買い物に行ったりとか。この前なんか久しぶりに手をつないで歩きましたよ。これも新たな発見だし、いいもんだなと思った」と告白していた。 同番組は小倉さんが22年間メインキャスターを務めた同局系「とくダネ!」や小倉さんが関わった番組の映像、これまで放送されることがなかったオフショットなども公開。ナレーターは笠井信輔、佐々木恭子アナ、伊藤利尋アナ、梅津弥英子アナの4名が担当。 小倉さんは1947年(昭22)5月25日、秋田県生まれ。独協大卒業後、東京12チャンネル入社。76年、大橋巨泉事務所入り。TBS「世界まるごとHOWマッチ!!」で「1秒間に18文字の原稿を読める男」として脚光を浴びる。陸上の記録は100メートル10秒9など。ゴルフ好き。173センチ、73キロ。血液型B。