貯金のコツは「スーパーに週1回だけ行く」。あとがラクな作り置きレシピも
「特に何かを買っているわけでもないのに、毎月お金が残らない」「いつも家事に追われている」そんな悩みを抱える女性は多いでしょう。子育て世代なら、さらに将来の学費も心配になってくるもの。 ⇒【写真】手羽中のバーベキュー焼き できるだけ苦労せずに「貯金」して「家事をラク」にすることってできないの?そんな夢のようなワザを編み出したのが、『スッキリ家事でお金を貯める!』の著者であり、人気節約インスタグラマーの「ののこ」さん。お手軽な生活改善テクが反響を呼び、Instagramのフォロワー数は30万人を突破(2020年12月現在)。 そんなののこさんに、第一回「お掃除篇」に続き、今回は日々のお料理のコツを教えてもらいました!
スーパーによく行く人はお金が貯まらない!?
――ののこさんは作りおきおかずの投稿をよくしていますが、もともと料理が得意なんですか? ののこさん(以下、ののこ):料理は好きなんですけど、家事がキライで……。食器洗いや後片付けをするのが面倒なんです。作りおきと下味冷凍は、ワンオペ育児の負担を軽くするために始めましたが、その結果、節約にも効果を発揮しています。今では週に1回月曜日だけ買い出しに行き、7~10品ほど作りおき&下味冷凍をしておくようになりました。 ――作り置きをしている人って、すごくマメなタイプだと思っていたので意外です。 ののこ:ズボラな私もでもできているので、皆さんもきっとできますよ。 ――効率のいい作りおきのために、買い出しのコツはありますか? ののこ:あらかじめ買うものを決めて、それ以外の物は買わないことです。私は家族に今週食べたいものを聞いて「献立メモ」と「買うものリスト」を作ってから買い物に行っています。ただ、家族の意見だけを聞くと栄養バランスが偏ることもあるので、お魚メインの日を作るなど調整しています。 ――つい安売りの食材を買ってしまわないためにも、献立をしっかり立てておくんですね。 ののこ:はい。安くても、買い過ぎて使い切れなかったら結局無駄になってしまいます。それと買い物の回数を減らすと、時短になって無駄な体力も使わず、一石二鳥です。 毎日スーパーに行っている人は、まず週3回から始めるといいと思います。2日分の献立を考えて買い出しに行って、感覚がつかめたら徐々にスパンを伸ばしていくと食品ロスを起こしにくいです。 ――無駄なく食材を使い切るコツがあったら教えて欲しいです。 ののこ:献立を考えて買い物に行けば食材ロスはかなり軽減されると思いますが、見落としがちなのが乾物類。乾物や粉物は100均のファスナーケースやハードケースに入れておけば残量がわかりやすいです。定期的にチェックして、賞味期限が近づいていたら献立に組み込みます。