掘り出し物になる!? 戦力外となった有望株(4)ジャイアンツと異例の“再契約”
オフシーズンに突入した2024年のプロ野球。今年も多くの選手が戦力外通告を受け、野球人生の岐路に立たされている。中には将来を嘱望されるブレイク候補も含まれており、今後の動向から目が離せない状態だ。今回は、今オフに戦力外通告を受けた有望株選手を紹介する。
直江大輔
投打:右投右打 身長/体重:185cm/87kg 生年月日:2000年6月20日 経歴:松商学園高 ドラフト:2018年ドラフト3位 今オフに無念の戦力外通告を受けた読売ジャイアンツの直江大輔だ。来季は、育成選手として再起を図る。 松商学園高校では、2年夏に甲子園出場を経験。完成度の高さなどが高く評価され、2018年ドラフト会議で巨人から3位指名を受けた。 プロ2年目に一軍デビューを果たしたが、3試合の先発登板でプロ初勝利はならず。同年に椎間板ヘルニアの手術を受け、育成契約に移行した。 2021年に支配下へ復帰すると、2022年にはプロ初勝利を記録。昨季は中継ぎとして自己最多の16試合に登板し、6ホールドポイント、防御率3.86をマークした。 さらなる飛躍が期待された今季、ファームでは17試合登板で2勝3敗、防御率3.20と一定の成績は残したものの、最後まで一軍昇格を果たせず、オフに戦力外通告を受けた。 それでも、戦力外通告から約1週間で育成契約を打診されて再契約。その後、右肘のクリーニング手術を受けた。まずは支配下復帰を果たし、ブレイクを狙いたい。
ベースボールチャンネル編集部