世界最高額は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング。ついにメッシ陥落…急上昇したのは誰?【11~15位・2021最新版】
13位:欧州王者で飛躍する両利きウィング
FW:セルジュ・ニャブリ(ドイツ代表/バイエルン・ミュンヘン) 生年月日:1995年7月14日(25歳) 市場価値:9000万ユーロ(約108億円) 今季リーグ戦成績:13試合出場/4得点2アシスト ゴールを奪えるウィンガーへと進化を遂げ、この2年で市場価値は倍以上に跳ね上がった。昨季までブンデスリーガでは2年連続の二桁得点、昨季は二桁アシストも同時に達成した。CLでも9得点を挙げて優勝の原動力となり、ワールドクラスの評価を確立している。 スピードとテクニックが融合したドリブルで相手ディフェンス陣を切り裂き、左右両足から放つ強烈なシュートでゴールネットを揺らせるのが大きな魅力。右利きだが左足も遜色なくボールを扱うことができ、左右両サイドでそれぞれプレーの質を変化させつつ、結果に直結するスーパープレーを連発する。 昨年11月に入ってからリーグ戦ではゴールを奪えていないが、左右両サイドを器用にこなしてレギュラーの座は死守。後半戦もRBライプツィヒやレヴァークーゼンの追い上げを振り切るには、ニャブリの力が必要だ。
12位:うなぎのぼりの救世主
MF:ブルーノ・フェルナンデス(ポルトガル代表/マンチェスター・ユナイテッド) 生年月日:1994年9月8日(26歳) 市場価値:9000万ユーロ(約108億円) 今季リーグ戦成績:16試合出場/11得点7アシスト もうすぐイングランドの地へ舞い降りてから1年になる。昨季後半戦はとにかく決定的な場面に関与し続け、途中加入ながらリーグ戦14試合で8得点7アシストを記録。一時は絶望的とも思われたチャンピオンズリーグ(CL)出場権を、見事チームにもたらした。その姿はまさに「救世主」である。 ユナイテッドでの爆発的な活躍もあってこの男の市場価値はぐんぐんと上昇中。昨年12月初旬の時点で7200万ユーロ(約86億円)だった市場価値は、ついにキャリア最高を更新する9000万ユーロ(約108億円)に到達した。ランキングでも先月まで12位だったリオネル・メッシが24位まで後退した一方、ブルーノは22位から一気に12位までジャンプアップを果たした。 今季も組み立てから崩し、フィニッシュまで全ての局面で圧倒的なクオリティを発揮し続けている。今のユナイテッドは、ブルーノ・フェルナンデス抜きでは凡庸なチームに成り下がってしまうだろう。それほどまでにこの男の存在価値は大きい。