世界最高額は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング。ついにメッシ陥落…急上昇したのは誰?【11~15位・2021最新版】
100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高いサッカー選手は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※成績は1月6日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
15位:突撃戦車にコロナ禍関係なし
FW:ロメル・ルカク(ベルギー代表/インテル) 生年月日:1993年5月13日(27歳) 市場価値:9000万ユーロ(約108億円) 今季リーグ戦成績:14試合出場/12得点3アシスト 190cm94kgという体躯に搭載された身体能力を武器に、ロメル・ルカクは昨季の公式戦34得点、今季もハイペースでゴールを量産中。昨年夏の時点では8500万ユーロ(約102億円)だった市場価値が、先月末には9000万ユーロ(約108億円)まで上昇した。コロナ禍など関係なしに評価を高め続けている。 インテルではラウタロ・マルティネスと強力な2トップを形成。抜群のコンビネーションを築き、2人で首位ミランを追走するチームの先頭に立つ。アントニオ・コンテ監督はルカクを「別格な選手」と評し、「1年前とは全く違う選手になった」とイタリアでの成長を称賛。16歳でベルギー1部リーグの得点王に輝いた真の逸材は、時を経て世界最高峰のストライカーへと進化を遂げた。
14位:首位アトレティコの絶対防壁
GK:ヤン・オブラク(スロベニア代表/アトレティコ・マドリード) 生年月日:1993年1月7日(27歳) 市場価値:9000万ユーロ(約108億円) 今季リーグ戦成績:15試合出場/6失点 現代最高のショットストッパーだ。どんなに厳しいコースに飛んでこようと、驚異的な速度の反応と長い手足で確実に弾き出す。一見すると簡単に止めているようだが、セービングのクオリティがあまりに高いため、難しさを感じせないだけ。実際にはオブラクにしか止められないようなコースが存在する。 昨季は5年連続のサモラ賞(ラ・リーガで年間の平均失点が最も少なかったGKに贈られる賞)の受賞を逃したが、実力に何らかの疑いがかかるものではない。シュートを止めるというGKにとって最も重要な点において、世界でオブラクの右に出る者はいないのである。 その証拠に、今季もリーグ戦15試合に出場してわずかに6失点、さらにクリーンシートは10試合と堂々のパフォーマンスを披露。レアル・マドリードやバルセロナを抑えてラ・リーガ首位を走るアトレティコ・マドリードを最後方から力強く支えている。