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最高の空間は「選手だけでは作れない」 新日本プロレス・内藤哲也が語る野球との共通点【後編】

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 その強さ、ドラマチックな戦いの軌跡が常にプロレスファンの注目を集め、圧倒的な人気を誇る新日本プロレスの内藤哲也選手。プライベートでは熱烈なカープファンとして知られる内藤選手が野球の魅力について語った、インタビューの後編。自身もアスリートである内藤選手が考える野球のスゴさ、ファンと選手の関係性とは――? 【画像】「チンピラに絡まれたと」… DeNA山崎と広島鈴木が路上でバッタリ遭遇

一試合一試合が勝負のプロ野球、長いスパンで物語を紡ぐプロレス

――内藤選手から見て、プロ野球とプロレスは共通点があると思いますか?  うーん……(しばらく考えて)。同じスポーツ選手ではあるけど、やっぱりだいぶ種類が違うのかなと思いますね。プロレスは途中で成績が悪くてもクビを切られることは、なかなかないですよ。ダメならダメで、長いスパンで紡いでいけば、面白いストーリーになることもあるので。 ――一方で野球は?  野球は結果が全て。結果を求めるという意味では、毎年毎年が勝負ですから、気持ちがだいぶ違うんじゃないかな、と。きっと1試合1試合にかける想いが、プロ野球選手はすごく強い気がします。もちろん俺たちプロレスラーも、1試合1試合命を懸けて戦ってます。でも、気の張り方が、野球とプロレスはちょっと違うというか。共通点や似ている部分よりも、違いに気づくことが多いですね。 ――ケガとの戦いは同じですね  プロ野球選手の場合、ケガのケアが細かいですよね。プロレスラーももちろんケアをしていますけど、しない選手は本当にしないので。まあ、俺もしないタイプなんですけど、やっぱり体のケアはすごく大事。その点をプロ野球選手は徹底しているなという印象があります。 ――野球選手の中には、“スパイクを右から履く”“登板の朝は○○を食べる”のような、ジンクスを大切にされている方も多いですが、レスラーの皆さんはいかがですか?  たぶん、リングシューズをどっちから履くとか、リングに入る時にどっち足から入るとか、あるんでしょうけど。俺は、ないですね。むしろ作らないようにしています。作ってしまうと、そうじゃなかった時に、すごく気になってしまうので。たとえば、リングには右足から入ろうと決めているのに、「今日は左足から入っちゃった! どうしよう?」とか。 ――コスチューム的なジンクスもないですか? たとえば、勝った時につけていたリストバンドを次も身に着ける、とか。  ないですね。特に俺がつけているリストバンドは、1試合ですぐ汚れがついてしまうタイプだから、毎回替えていますし。でもきっと、コスチュームに関しても気にしている人は多々いると思います(笑)。さっきも言った、シューズをどっち足から履くとか、リストバンドを付けるのは左手からとか。俺は、あえて作りませんけど。……まあ、いつもやっていることといえば、入場直前ギリギリまで携帯で、カープの試合速報を見ているってことぐらいですね(笑)。 ――試合前にカープが大敗していたりしたら、気になりませんか?  もし大敗していても、「俺が今日、この試合を頑張ったら試合後戻ってきた時に、逆転しているかもしれないな」とか。逆にカープが勝っている時も「俺がいい試合をして勝って戻ったら、リードがさらに広がっているんじゃないか」とか。そういういいモチベーションに持っていってますよ。

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