アクシデントで試合終了。長谷川海翔の崩しで倒れた際に京谷祐希が足をつり試合続行不可能に【RISE183】
「RISE183」(11月23日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたバンタム級戦で36歳のベテラン、京谷祐希(TEAM TEPPEN)と19歳の新鋭、長谷川海翔(誠剛館)が対戦した。試合は1Rに長谷川に崩され転倒した際に京谷が右足をつるアクシデントで試合続行不可能となり、ドクターストップ。試合は長谷川のTKO勝ちという裁定となった。 長谷川は昨年11月に行われた「RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級(-53kg)トーナメント」に出場し準優勝。今年2月にサンチャイ・TEPPENGYMにKO勝ちし、6月には王者・大﨑一貴(OISHI GYM)への事実上の次期挑戦者決定戦で花岡竜(橋本道場)と対戦しハイレベルな攻防を繰り広げるも無念の判定負け。今回は-55kgに階級を上げての試合だった。 京谷は2008年のデビュー以降、ここまでさまざまな団体で戦い、DEEP☆KICKでは皇治、Krushでは武尊、HOOST CUPでは玖村修平に勝利を収めている。2019年からはRISEで戦い、志朗、寺山遼冴、大森隆之介、加藤有吾といった軽量級のトップクラスと鎬を削り、現在2連勝中。
1R、サウスポーの構えの両者。ともに蹴りで様子をうかがう。長谷川の蹴りにパンチを合わせにいく京谷。圧をかける長谷川が左フック。京谷も右フックを合わせにいってバランスを崩した京谷がスリップダウン。長谷川が圧をかけパンチ。距離が詰まり組み合い、長谷川が首相撲から振り回し、倒れた際に京谷が右足を痛める。ドクターチェックが入り、足がつった状態となった京谷の回復を待ったが、回復せずゴングが要請された。 レフェリーが「京谷選手が足がつってしまった状態で続行不可能と判断しました。直前の投げたような感じなのは崩し。なので長谷川選手のTKO勝ちとさせてもらいます」と説明し、長谷川の勝利となった。