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世界制覇を宣言したような「香港国家安全法」の恐るべき条文

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ニッポン放送

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月8日放送)に数量政策学者の高橋洋一が出演。自民党が中国による香港国家安全維持法を非難し、習近平主席の国賓来日についても中止せざるを得ないと明記した決議文について解説した。

自民党が習近平国家主席来日の中止要請を含む非難決議を了承

香港での国家安全維持法の施行を受け、自民党の外交部会は、中国の習近平国家主席の国賓としての日本訪問を中止せざるを得ないとする非難決議を決定した。自民党は近く政府にこの決議文を提出する。 飯田)7日の政調審議会で了承されたということです。各メディアは「親中派に配慮して表現を丸めた」と書いていますが、実際のところはどうなのでしょうか。 高橋)「親中派に配慮して」ですか。 飯田)「中止を求める」は「中止を求めざるを得ない」という表現にすると、丸めたことになるようです。 高橋)中国は反発しているようですね。それならそれでいいのではないでしょうか。 飯田)中国政府はパフォーマンスだとして反発しているようです。

驚く内容の「香港国家安全法」~香港独立、共産党批判をすればどこにいても違反となる

高橋)なかなかに面白いですね。コロナ、香港と来て、中国問題はフェーズが変わっています。香港国家安全維持法を読むと、驚きますよ。何が驚くかというと、中身以前に「域外適用」という概念でつくられていることです。普通はどこの法律も「属地主義」が一般的です。属地主義というのは、日本国内の主権が及ぶ範囲で犯したことは、日本人も外国人も同じく罰せられます。これは当たり前のことです。香港に行って変なことを言うと、捕まってしまうのは仕方がありません。域外適用というのは、日本以外で行ってもアウトだということです。ですので、香港以外で批判をしてもアウトなのです。条文も、中国語を日本語に訳したものを読んで驚きました。少し読んでみますと、「香港特別行政区の永住権を有さない者が、香港特別行政区以外で香港特別行政区が治する本法に規定する罪を犯した場合は、本法が適用される」。要するに、日本人が他の国や日本で、香港独立、共産党批判を行うと違反になります。私のいまの発言は、この法律違反です。 飯田)そういうことになってしまいますよね。 高橋)日本にいてもそうです。これで中国は、宇宙を支配したのと同じですね。 飯田)なるほど。域外ですので、全宇宙を含めて。

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