桜庭和志「IQセミナー」大阪初開催 締め技など直に学ぶ
IQセミナーは今後もずっとやっていきたい
桜庭選手は2001年3月、「PRIDE.13」でヴァンダレイ・シウバ(ブラジルの元総合格闘家。昨年引退表明)と初対戦。この大会から解禁となったサッカーボールキックでTKO負けを喫した。同年11月、「PRIDE.17」でPRIDEミドル級王座が新設されたのを受けて、王座を賭けてシウバと再戦。だが、シウバの投げでマットに叩きつけられた際に左肩を脱臼しTKO負け。王座獲得に失敗した。 そして2003年8月、ミドル級グランプリに出場し、3度目の対戦。この試合でもシウバのカウンターの右フックでKO負け、対シウバ3連敗となった。勝った試合よりも、やはり負けを喫した試合が強く脳裏に刻まれているという。 「格闘技って、ただの格闘ではないし、技なので、テコを使った原理とか、そういうのがだんだんわかってきて、やればやるほどおもしろくなってくる。継続は力なりですから、続けることはいいことだと思います、それは格闘技に限らず、言えることです。自分で好きでやっているし、好きでやってると、苦労ってことは感じないですね。IQセミナーは今後もずっとやっていきたいと思っています」 参加者らは直に指導を受け、それが何よりもうれしそうだった。 (文責/フリーライター・北代靖典)