【有馬記念 調教チェッカーズ】“冬馬”が急浮上!1番手評価はベラジオオペラ
ドウデュースの出走取消で、一転して混戦ムード。追い切りによる調子の見極めはよりいっそう重要になった印象だ。 トップ評価はベラジオオペラとした。前走の天皇賞・秋と比べ、1週前追い、最終追いとも動きに余裕が出ていた。活気がありながら、鞍上の制御下をはみ出さず、しっかりコントロールできていたのもいい。寒い時季がいい馬らしく、12月からグンと調子を上げてきた。 アーバンシックは1週前の雰囲気こそもうひとつだったが、そのひと追いでしっかり上向いた。最終追いでは、けいこ駆けする2歳馬を相手に余力十分の手応えで併入。何より直線でフラフラせず芯の入った走りができたのが良かった。 レガレイラも2頭併せの前走時とは違い、厩舎のパターンであるWコース3頭併せの真ん中に入れて意欲的に追い切られた。ラスト1ハロン11秒4も時計が出にくかった朝イチの時間帯では出色の数字だ。(夕刊フジ)