菅田将暉「説得力のあるしゃべり方が難しかった」“久能整”を演じた感想語る<ミステリと言う勿れ>
菅田将暉が主演を務める「ミステリと言う勿れ」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系※初回は夜9:00-10:24)が1月10日(月)にスタート。放送に先駆け、1月9日(日)に都内で完成披露試写会&一日早い成人式イベントが行われ、菅田、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆、遠藤憲一が出席した。また、イベント終盤にKing Gnuがサプライズゲストとして登場し、新曲「カメレオン」が主題歌になることが発表された。 【写真を見る】黒のはかま姿が格好良い! 11年ぶりに共演した伊藤沙莉について語る菅田将暉 同ドラマは、累計発行部数1300万部を突破した同名コミックが原作。菅田演じる天然パーマがトレードマークの主人公・久能整(くのうととのう)が、淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく“令和版新感覚ミステリー”。 はかま姿で登場した菅田は「今日はお集まりいただき、ありがとうございます。明日から放送となりますので、どうぞよろしくお願い致します!」とあいさつ。 月9ドラマ初主演で久能整を演じた感想を問われると、「難しかったです。キャラクターというよりも、それ以上に扱っている内容がセンシティブです。整くんのせりふはグッとくるけど、整くん自身も未熟であり、整くんの言葉が全て正解だとならないように気を付けながらも、説得力があるしゃべり方をするのはすごく難しかったです」とコメント。 続けて、膨大なせりふ量について「今までで一番ありました。しゃべり過ぎて口内炎ができて、口内炎ができ過ぎてしゃべれなくなりました(笑)」と語り、笑いを誘った。 同作が11年ぶりの共演となる菅田の印象を聞かれると、伊藤は「当時は15歳と17歳で、月9で共演して以来、同じ作品が一度もありませんでした。また共演させていただけることがあるのであれば、濃い絡めるシーンがたくさんある役がいいなと思っていたので、それが同じ月9で再共演となり、シンプルにすごくうれしかったです」と笑顔。 一方の菅田は「本当に同じ気持ちですね。また会うだろうなと勝手に感じていましたし、また会いたいなと思っていました。最近の伊藤さんの出演されている作品も見ていたので、すごいパワーアップしているなと思いましたし、楽しかったです」と、伊藤の活躍を称えた。 最後に、菅田が「このドラマは、原作の田村先生が普段から思っていることを漫画にしたものが原作になっています。先生が普段から思っている問題定義が、きっと僕らが生きている中で刺さるものばかりだからこそ、これだけはやっているのかなと思います。それをただ面白いと思うことだけで終わらしてはいけないなと思ったので実写化しました。田村先生が書いてくれた問題定義を真摯に描いた作品です。そして、King Gnuさんのすてきな主題歌を聞きながら、ドラマを回想していただいて、自分なりに現実とドラマを照らし合わせていただけると幸いです!」と呼び掛け、終始和やかな雰囲気のままイベントは終了した。