東京ベイエリアの魅力を堪能!大人がゆっくり寛げる「東京ベイ潮見プリンスホテル」
ホテルジャーナリスト、せきねきょうこが独自の視点でおすすめの東京ホテルを案内。 【写真】東京ベイ潮見プリンスホテルの魅力
潮見というエリアを初めて訪れ、東京には様々な顔があるのだと改めて感じている。東京駅から京葉線でわずか7分、東京駅構内で、京葉線への乗り換えのために長い通路を歩くよりも時間がかからない。訪れた「東京ベイ潮見プリンスホテル」は、最寄り駅である「潮見駅」のほぼ目の前に位置し、ホテルが「東京ベイエリアの魅力を世界に発信していきたい」との思いを込めた新規の開発である。 (画像) ホテルの外観、夜景。地上11階、駅前に聳えるホテル
東京ベイエリアと聞くと、東京湾を望み、華やかな高層建築物が湾岸地帯を彩り、夜景がきれいなイメージがあるが、ここ「東京ベイ潮見プリンスホテル」の建つ潮見駅前は、運河に囲まれ、マンションの立ち並ぶ静かな住宅街だ。では、賑わう大型店舗や洒落たカフェなども未だないこのエリアが、なぜ選ばれたのか。現地でホテル関係者に尋ねてみると、まさに納得であった。 ホテルのオープンは2020年9月1日。潮見は、JR京葉線「東京駅」と東京ディズニーリゾートのある「舞浜駅」を16分で結ぶ距離の中間地点にある。大型イベント施設のある幕張とも近く、さらにJRが計画を進める羽田空港アクセス線が完成すれば、飛躍的に空港至近のホテルとして注目されるだろう。なるほど、アフターコロナの戦略としても、発展を遂げつつある東京の新規開発地区の一角に生まれたホテルである。インバウンドの観光客が戻ればすっかり様相を変えるであろう。また、すでに付近のビジネスマンやOLたちでランチタイムは賑わい、このホテルの誕生を喜ぶ顔が舞っていた。 客室数は全部で605室。この内の500室がツインルームであり、それらの部屋は最大4名までが利用可能なフォースルーム対応だ。一方で、4名定員の二段ベッドの部屋も用意されている。客室は落ち着きがあり、使い勝手のいいことも、季節ごとのプランの立て方も、ホテル運営を熟知するプリンスホテルらしい。 (画像) 人気の高い「デラックスコーナーツインルーム」<42.9m2>(最大4名まで) Bluetoothスピーカーや加湿機能付空気清浄機、コーヒーメーカー等、設備は充実。数々の種類の枕が希望に応じて貸し出しされる