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ブライトンでプレーする“サラブレッド”。マック・アリスターがたどった道

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文 田島 大  ブライトンの「背番号10」は実に興味深いルートをたどってプレミアリーグの舞台まで上り詰めた。スポーツ情報サイト『The Athletic』が、ブライトンに所属するアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター(21歳)の父親のインタビューを掲載している。

“サッカー漬け”の日々を過ごす

 2019年1月、ブライトンがボカ・ジュニオールとの争奪戦を制し、アルヘンティノスから獲得したのがマック・アリスターだ。しかし当時は英国の労働ビザが下りず、アルゼンチンに戻ってプレーすることに。そして今年1月、ようやく許可が下りてブライトンに再合流すると、3月にプレミアリーグデビューを果たした。  まず気になるのは「マック・アリスター」という名前だ。「スコットランド系か?」と聞かれることが多いそうだが、父カルロスいわく「3、4世代前に」アイルランドからアルゼンチンに移民した家系だという。  そんなマック・アリスターは“サラブレッド”と呼ぶにふさわしい選手である。父カルロスは元アルゼンチン代表選手。叔父パトリシオは日本(三菱重工)でもプレーしたことのあるストライカー。2人の兄も国内で活躍するプロ選手だ。兄弟3名ともアルヘンティノスでプロキャリアをスタートさせ、2017年11月には3名同時にピッチに立っている。  それだけではない。マック・アリスターは若い頃から分析の英才教育も受けてきたという。「私はスペインのオサスナの依頼でスカウトを行っていたんだ」と父カルロス。「アルゼンチンのクラブに所属する選手をスカウトしてレポートを送るのさ。息子たちはそのレポート作成を手伝ってくれたんだ。息子たちはまさに“サッカー漬け”で育ったわけだ」

活躍が認められ1月に渡英

 昨年、マック・アリスターは大きな決断を下した。ブライトン加入後、英国では労働許可が下りなかったため、昨年6月に憧れのボカ・ジュニオールにローン移籍したのだ。そしてすぐに活躍すると、9月には20歳にしてA代表デビューまで果たした。  「代表戦や国際カップ戦に出場したことで、ブライトンでプレーする特別許可を申請できることになった」と父カルロスは振り返る。  「ボカを離れるのは大きな決断だった。だが、あの時点で決断しなければ、後に再び許可が下りるかどうか分からなかったんだ」  ブライトンはローン移籍から呼び戻すために、ボカに対して保証金も支払ったという。「100万ドルだ」と父カルロス。「呼び戻すためにブライトンが必死だったので、アレクシスもブライトン復帰に熱意を抱いたのさ」

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