福岡県警察本部

29日午前、九州道で、酒を飲んで車を運転したとして43歳の男が逮捕されました。時速100キロ近いスピードで、およそ15キロにわたり警察から逃走していたということです。 警察によりますと、29日午前9時半すぎ、九州道上りの八女インターチェンジ付近で「鹿児島ナンバーの車がふらつきながら走っている」と110番通報がありました。 警察が軽乗用車を見つけ停止を求めましたが、時速100キロ近いスピードでおよそ15キロにわたり逃走し、基山パーキングエリア近くで停止しました。 運転していた男の呼気から基準値のおよそ5倍のアルコールが検出され、警察は男を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。 逮捕されたのは、鹿児島県出水市の無職、肱元雅毅容疑者（43）です。警察の調べに対し「自宅で缶ビールを飲んだ」などと話し、容疑を認めています。 車内からビールの空き缶数本が見つかっていて、警察は飲酒の経緯などを調べています。