アナ雪にライオンキング…NYであの名作人気ミュージカルのホンモノ衣装が目の前に!
日テレNEWS
『アナと雪の女王』に『ライオンキング』『アラジン』に『オペラ座の怪人』。ブロードウェーミュージカルで使われた本物の衣装100着以上が展示されるイベントがアメリカ・ニューヨークで開催中。ミュージカルマニアの記者も大興奮! このレアイベント、開催のワケは…。
『アナと雪の女王』『ライオンキング』『オペラ座の怪人』――日本人にもおなじみの超人気ミュージカル。これらブロードウェーミュージカルで実際に使われていた衣装100着以上が展示されるイベントが、アメリカ・ニューヨークのタイムズスクエアで2021年8月5日から始まった。(イベントは9月26日まで) 会場は上下2フロアにまたがり、所狭しと名作ミュージカルの衣装が並ぶ。これだけ著名な作品の衣装が同じ空間に展示されるのは、極めて珍しいことだ。しかも、衣装の前には一切、仕切りやケースもなく、文字通り「触れられる距離」で見ることができる。
『アナと雪の女王』の主人公・エルサのドレスには1万1754個のビーズやストーンがあしらわれ、『ライオンキング』の個性的な衣装には20億個以上のビーズが使われている。実際に客席から見てもわからないような「細部までのこだわり」が見てとれる。ほとんどが手作業で作られるミュージカル衣装。使われているビーズの数からも、気が遠くなるような膨大な時間と作業が必要だったことがうかがい知れる。今回、これだけ近くで衣装をみられるイベントを開催した理由は何だったのか? イベント主催者ブライアン・ブライスさん 「皆さんに近づいて…10列目、20列目では見ることができないものを見てほしかったのです。ブロードウェーでは、こんなに衣装に近づくことはできないですからね。この職人技と、どれほどの苦労があったかを、ぜひ皆さんに見て、体験してもらいたいです」 実際の衣装を客に身近に体験させることで、ブロードウェーのイベントの魅力をさらに伝える…という狙い。ただ今回のイベントには、もう1つの目的もある。