「スター・ウォーズ」シリーズ新作「ランド」はテレビシリーズではなく映画に
俳優、クリエイター、ラッパーと多方面で活躍するドナルド・グローバーと弟のスティーブン・グローバーが脚本執筆を進めてきた「スター・ウォーズ」シリーズの新作「ランド(原題)」が、当初の予定だったディズニープラスのスピンオフドラマとしてではなく、米ルーカスフィルムの長編映画として製作されることがわかった。米ハリウッド・レポーターによれば、先ごろ弟のスティーブンがジャーナリストのパブロ・トーレのポッドキャスト番組に出演した際に明らかにした。 ディズニーが2020年にジャスティン・シミエン(「ホーンテッドマンション」)によるスピンオフドラマ「ランド(原題)」の制作を発表したが、今年7月にシミエンが企画を離脱し、グローバー兄弟が引き継いだ。その頃から映画化する方向で準備が進められてきたようだ。 新作「ランド(原題)」の主人公は、「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」(1980)で初登場したハン・ソロの悪友ランド・カルリジアン。くち達者なお調子者だが、いざという時には頼りになる謎多きキャラクターで、「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」と「スター・ウォーズ ジェダイの帰還」(83)、「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」(2019)の3作品でビリー・ディー・ウィリアムズが演じ、18年公開の「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」ではドナルド・グローバーが若きランドを演じた。新作「ランド(原題)」はドナルドがランド役で主演する。