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新型コロナ禍の女子ゴルフ国内ツアー第1戦 記者が見たアース・モンダミン・カップの舞台裏

配信

中日スポーツ

4カ月遅れの開幕…無観客開催&現地取材NGもメディア7人が代表入場

 女子ゴルフの今季国内ツアー開幕戦として29日まで行われたアース・モンダミン・カップ(千葉・カメリアヒルズCC)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会を通して無観客での開催となったことをはじめ、中継はインターネットのみ、大会前には関係者全員がPCR検査を受けるなど異例の大会だった。報道陣も一部の代表者が会場に入っただけで取材は事実上、リモート記者会見のみ。幹事代行として会場に入った本紙記者が、4カ月近く遅れた開幕戦の会場で感じたことを報告する。  6月3日、今季初のトーナメント開催が発表された。JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)の広報担当者や主催者がリモート会見。無観客の上、メディアも会場に入れない非公開の方式で行う計画という。その後何度か協議が続いたが、結局「現地取材は不可。ただし公正なトーナメント開催を期す意味で、代表者数人が入場する」と決まった。  通信社から1人、新聞一般紙1人、スポーツ紙1人、雑誌・オンラインメディアから1人、テレビ1クルー3人、合計7人が代表入場することに。私はスポーツ紙の代表に手を挙げた。「できることなら歴史的な大会の現場にいたい」。それだけの思い。幹事社の1人が会議当日体調を崩していたことで、私の願いはかなった。

PCR検査の結果にドキドキ…マイクロバスなくコース内移動に一苦労

 2週間前からの検温、さらに17日には東京都内でPCR検査も義務付けられた。10センチほどの試験管のような容器に、自分の唾液を提出するだけの作業だったが、唾液を1ccためるのは案外大変。さらに翌々日の検査結果連絡までは、なんとなく落ち着かなかった。私が陽性なら、日程的に代わりは頼めない。19日午後7時頃、陰性の連絡を受け、家の中でバンザイしてしまった。  火曜朝にコースへ初出勤。説明は受けていたが関係者の駐車場はクラブハウスから約1キロの場所で、例年のマイクロバス送迎はなし。この徒歩での往復がきつく、夜間になると外灯もない林道で本当に怖かった(汗)。  ハウス前駐車場の検温テントで体温測定。37度以上なら、そこから先は入れてもらえない仕組みだ。コースに入ると半年ぶりに見る、選手やキャディーたちの顔、顔、顔。お互いマスクをしているが元気にあいさつし合う。みんな、もれなくうれしそうな表情。  2日間に分け、注目選手たちの事前リモート会見も行われ、いよいよ気持ちが高まったが、いつもの開幕前なら長く話し込んだりする選手とも短時間しか接触できない。あくまでも取材は禁止なのだ。むなしかった。

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