オリックス、育成5位・田島光祐と仮契約「リーグを代表する強打者を僕のリードで抑えていきたい」
◇29日 オリックス新人選手入団発表(大阪市のホテル) 育成ドラフト5位・田島光祐捕手(24)=ルートインBCリーグ信濃=は「ユニホームに袖を通して、今まで支えていただいた方々の恩を感じますし、その方々に恩返しできるように必ず良い結果を出し、良い報告をできるように頑張ろうと強い気持ちになりました。(オリックスは)3連覇もしてますし、ベテランから若い選手が一丸となって、プラスファンの皆さまと全力で戦っているイメージが強くあります。僕のアピールポイントは正確なスローイングとフットワークの軽さ。そして一番は投手の特徴を生かしたリードなので、リーグを代表する強打者を僕のリードで抑えていきたいと思います」と抱負を語った。支度金300万円、年俸240万円(金額はいずれも推定)。背番号は「055」に決まった。 田島は岐阜県各務原市出身で173センチ、78キロの右投げ右打ち。龍谷大平安高(京都)では3年夏(2018年)に甲子園出場し、3回戦で敗退。6番・捕手として3試合8打数2安打の打率2割5分、2打点だった。進学した中部学院大を中退して、2022年からルートインBCリーグの信濃グランセローズでプレー。3年目の今年は9月末の「日本独立リーググランドチャンピオンシップ2024」の優勝に貢献した。 担当の内匠政博スカウトは「二塁送球1・9秒台の強肩は安定感がある」と評す。チームの現在の主力は森友哉、若月健矢、石川亮と来年30歳となるベテラン。次代の捕手へ、まずは支配下登録を目指す。
中日スポーツ