旧ジャニと“相性抜群” Netflixに“極太パイプ” 有村架純は「国民的女優」になれるか
「さよならのつづき」が快進撃
Netflixの連続ドラマ「さよならのつづき」(全8話)が大ヒットしている。11月14日に配信がスタートすると、2週目と3週目で連続1位を記録するなど快進撃だ。ドラマの舞台は北海道。美しい雪景色の中、切ないラブストーリーが展開される。悲劇のヒロインを演じているのが、昨今売れに売れている有村架純だ。(※以下、ネタバレを含みます) 【写真】超ミニ丈コーデに「脚細すぎ」「グリーン似合ってます」…久々の投稿が大反響の有村架純、実際の姿 ***
あらすじはこうだ。コーヒーの輸入販売会社に勤務する菅原さえ子(有村)はハワイで知り合った恋人の中町雄介(生田斗真)からバスの車内でプロポーズを受ける。しかし直後、雪崩に吹き飛ばされ雄介は亡くなってしまう。さえ子は事故の記憶から抜け出すため仕事に没頭するが、傷ついた心を癒やすのは容易ではない。 そんなある日、さえ子は雄介からの心臓を移植された見知らぬ人物からお礼の手紙を受け取る。彼の正体は大学職員の成瀬和正(坂口健太郎)。結婚して妻のミキ(中村ゆり)がいる成瀬は手術後、回復していくが時々、自分のものではない記憶がフラッシュバックする――。 放送ライターがドラマの魅力をこう語る。 「北海道の冬景色とハワイの海の風景の中、偶然に翻弄される美しくも切ない男女の切ない“さよなら”を描いています。北海道の大自然や婚約者の死、手紙によって物語が動き出すところは1995年に公開された中山美穂主演の映画『Love Letter』(岩井俊二監督・脚本)へのオマージュになっているようです。『さよならのつづき』では何といっても有村の表情がいいですね。幸せから絶望へ、そして自立した女性の芯の強さとそれとは対照的な深い影を巧みに演じ分けています。これほどの演技力を持つ女優はなかなかいません」 有村といえば、「暗い」「重い」「しんどい」と視聴者からの指摘が相次いだ「月9」のフジテレビ系7月期ドラマ「海のはじまり」(月曜午後9時)が記憶に新しい。印刷会社に勤める月岡夏(目黒蓮)と交際している化粧品メーカー勤務の百瀬弥生を演じて話題に。弥生は過去に妊娠・中絶した経験があり罪悪感から抜け出せない女性として描かれた。しかも、夏が大学生時代に付き合っていた南雲水季(古川琴音)は夏との子供を妊娠し密かに女児を出産。その後、子宮頸がんにより若くしてこの世を去るのだが、水季の葬儀で夏はわが子の海(泉谷星奈)と初対面。弥生は夏や海との関係に深く悩んでいく。