「流産を経験」した人にはなんと声をかければいい? ❝絶対に言ってはいけない❞フレーズは? 米専門家がアドバイス
言うべきではないこと
【「~すべき」は避ける】 アンダーソンは、「~すべき」は「批判していることを示す」ので、避けるようアドバイス。また次の妊娠に向けて行動を開始「すべき」だなどとは絶対に言ってはいけない。ランド医師は流産した後ですぐにまた妊娠を期待されることに打ちのめされる人を数多く見てきたと言う。「もし彼女たちがまた妊娠しようとしているなら、それは直後にすぐ妊娠しなければいけないと社会的に、また家族からのプレッシャーを感じているからで、本人にとってその準備が出来ているかは別問題。また妊活をしてもいいし、しなくてもいいんだよ、というマインドで伝えることが大切」 【経験を簡単に片付けない】 流産は決して珍しいことではないため、切り捨ててしまったり、深い悲しみとは認識しなかったりするケースもある。「『今後もチャンスはいくらでもあるよ』、『また妊娠できるから』などと言うのは避けたいですね」とアンダーソン。そういう言葉はその人の壮大な経験をあまりにも最小化してしまう。 【経験を話すことを強制しない】 アンダーソンはまた、どんなに辛い経験だったか、話すことを強制しないようアドバイスする。あなたは善意で、それが助けになると信じているとしても、その気持ちを抑えよう。最終的に決めるのはあなたではない。「その人が『話したくない』と言ったら、その境界線を尊重しましょう」。
すでに不愉快なことを言ってしまった場合の解決法
助けにならない、あるいは傷つけることを言ってしまったと気づいても、関係を回復することはまだ可能だ。まずは、結果に対する責任を負うこと。失言を認めて、自分を正当化しない。上記のヒントを使って、最初から伝えるべきだった言葉を口にしてみる。謝って、どう間違ったのか具体的に認識する。そして最後に、その人があなたにどう関係を修復して欲しいと思っているかを尋ねてみよう。 ※この記事はCosmopolitanからの翻訳をもとに、日本版『ハーパーズ バザー』が編集して掲載しています。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
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